情報発信の重要性① 「いきなり外国から問い合わせが来たらどうしよう!」

投稿日: 2013年11月11日
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新規のクライアントに外国市場を意識したコミュニケーションの話を持ちかけると、「いやー、怖いですよ。いきなり外国から問い合わせが来たらどうしよう!」と言われることがあります。そのように外国の市場や消費者を取り込みたいと思う反面、未知の世界が怖くて躊躇する中小企業が多いのではないでしょうか。

しかし、よく考えてください。相手も同じことを思っていますよ。「この商品は良さそうだし問い合わせようと思うけど、相手は日本の会社・・・大丈夫だろうか?」

お互いの恐怖感を払拭して、両者が安心して取引できる環境を作ってくれるのは情報です。商品・サービスの分かりやすい情報の他に会社の中身が分かる情報も外国語で公開することで、相手に興味を持たせて安心させるだけでなく、相手が問い合わせる方法をコントロールすることもできます。
具体的に、商品・サービスの情報に加えて、会社概要や企業理念、経営者のメッセージ、従業員によるブログなどの外国語版を自社のウェブサイトに載せます。そして、電話での問い合わせに対応する自信がなければ、外国語版には「お問い合わせフォーム」を設けます。つまり、商品・サービスの情報で相手の目を引いて、会社の中身の情報で確実に引き寄せて、電話ではなくフォームを使うことによって対応しやすい形で誘導するわけです。

問い合わせフォームの良いところは、「私たちはどののどういう会社で、御社のどの商品について何が知りたい」と、かなり具体的な情報を聞き出すことができて、しかもこちらにとって理解しやすい形でその情報を届けてくれます。どうです、外国の会社と取引する第一ステップとしては、突然の国際電話で何やら分からない外国語を話しかけられてやりとりするより遥かに簡単ではありませんか?あくまで相手が知りたい情報・相手を安心させる情報を予め発信し続けることがポイントですが、しっかり情報発信すれば、このような効果は期待できると思います。

以降の連絡に関しては、メールで行えば良いのですが、これも自力でできるところは自分でして、自信がないところだけ当社にお手伝いを要請すれば良いのです。意外と安いですよ。たとえば次の例文を英語に翻訳した場合・・・

お問い合わせ頂きましてありがとうございます。

お問い合わせの商品についましては、在庫を確認したところ、ご希望の数量を確保することは可能です。最短で今月20日に出荷できます。送料が250ドルかかりますので、合計金額は1400ドルになります。どうぞご検討ください。

ご不明な点などがありましたら、お気軽にメールでご相談ください。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

・・・179字ですので、翻訳料金は消費税込みでも4000円もかかりません。一度考えてみてはいかがですか。
言葉の株式会社では、クライアントの問題解決に貢献することを目的としていますので、外国を相手に商売したいけどコミュニケーション力に自信がない方は、どうぞお気軽にご相談ください。

というわけで、今日もビーフ先生に解説して頂きましょう。ビーフ先生、お願いします!


ビーフ先生のカリカリ解説

諸君、こんにちは。今日は、タイトルの「いきなり外国から問い合わせが来たらどうしよう!」に注目しよう。それを英語で表現したらどうなるかニャ?

wall

「うわぁ、どうしよう!」って感じだニャ

みんな知っての通り、「いきなり」はsuddenlyと訳されることが多いし、今回も「What if we suddenly get an enquiry from overseas?!」と訳しても、まぁ特に問題はニャい。しかし、今回のフレーズは、問い合わせの唐突さのニュアンスが重要だと思う。それを強調した方が、当事者の恐怖感がより鮮明に出て「うわぁ、どうしよう!」と心配していることがよく分かるだろう。

そこで、「suddenly get an enquiry」を「an enquiry shows up out of the blue」に変えてみよう。

What if an enquiry shows up out of the blue from overseas?!

うむ、問い合わせが突如現れたという雰囲気があっていいと思う。

「Out of the blue」は外国でよく使われる慣用句だ。例えば、こんな使い方もできる。

An old friend showed up at my apartment out of the blue. It was a wonderful surprised.
The worst thing about earthquakes is that they happen out of the blue. You can’t predict them.

諸君、分かったかニャ?


先生、ありがとうございます。また今週もよろしくお願いします。
そして読者の皆さん、今週もどうぞ言葉の株式会社をご贔屓に〜♪